国立西洋美術館
北斎とジャポニスムの影響を受けた西洋美術のコラボという斬新な企画
世界中で最も有名な日本人の1人、葛飾北斎。
北斎関連の美術展も、北斎がきっかけで19世紀後半のヨーロッパで旋風を巻き起こしたジャポニスム関連の作品が西洋美術の企画展で公開されることもありますが、
今回は北斎とジャポニスムの影響を受けた西洋美術のコラボというありそうでなかった斬新な企画。
展示品の西洋美術の殆どは、そのインスピレーションの元になった北斎作品と並んで展示されているために、西洋の名作約220点と北斎は約110点(錦絵約40点&版本約70点)という膨大な展示量!
しかもメイン級の大物も沢山なので、お出かけの際はぜひ時間をたっぷりとっていただくのをおススメします。
展示構成は、6つのテーマに別れており各テーマの表題は以下の通りです。
1.北斎の浸透 2.北斎と人物 3.北斎と動物 4.北斎と植物
5.北斎と風景 6.富士山と波
最もおススメしたいのが、音声ガイドです。
俳優の松重豊さんが担当しており、非常に丁寧な解説と聴き易い低音ボイスで是非とも会場にて体感していただきたいです。