「奇想の系譜展」前期展示に行ってきました。
2019/03/07 23:26:14
3月最初の日曜日午後に「奇想の系譜展」前期展示に行ってきました。
数年前の若冲展のような大混雑を恐れていましたが、一番初めの若冲コーナーこそ混んでいたものの、それ以降は我慢できないような混み具合ではなく、一点一点落ち着いて鑑賞することが出来ました。
若冲展の反省もあってかキャプションの数や文字量も控えめにされていたり、絵巻物は要所要所の拡大パネルを掲出していたりと展示も工夫されていたと思います。
前期は大好きな長沢芦雪の作品数が多かったのでラッキーでした。鈴木其一の「夏秋渓流図屏風」と再会できたり、岩佐又兵衛の「洛中洛外図屏風(舟木本)」が何気なく展示されていたりと予想外の出品もあってなんとも豪華な展示内容でした。
「群仙図屏風」を始め曽我蕭白だけは後期展示のほうが魅力的だったので、リピートしようか検討中です。