「美を紡ぐ 日本美術の名品」を観ました!
狩野永徳に始まり、雪舟、仁清、応挙など、ビッグネームの作品が目白押し。素人目にも「これは名品!」と思うようなものばかりでした。
ところで狩野永徳の「唐獅子図屏風」(とっても大きいです!)は、当初は前期展示で、後期は「檜図屏風」と入れ替わりになる予定だったようなのですが、どちらも全期間展示になっていたので、同時に観られる貴重な機会となりました。
常設展示室にもここに出てきた作家の作品がちらほらあるので、一緒に覗いてみるのもおすすめです。
狩野永徳に始まり、雪舟、仁清、応挙など、ビッグネームの作品が目白押し。素人目にも「これは名品!」と思うようなものばかりでした。
ところで狩野永徳の「唐獅子図屏風」(とっても大きいです!)は、当初は前期展示で、後期は「檜図屏風」と入れ替わりになる予定だったようなのですが、どちらも全期間展示になっていたので、同時に観られる貴重な機会となりました。
常設展示室にもここに出てきた作家の作品がちらほらあるので、一緒に覗いてみるのもおすすめです。
両陛下が担われた文化交流を辿る展覧会。最近人気の高い、岩佐又兵衛筆「小栗判官絵巻」も。酒井抱一の名作「12ケ月花鳥図」は12幅一挙公開。いずれも外国訪問の際に紹介された作品。貴重な写真や豪華なボンボニエールも見ごたえありました。
皇室の文化交流の様子がわかる貴重な機会。美術品が皇室外交の一端を担っていて、岩佐又兵衛の作品などが外国に日本美術を代表して紹介されていることを初めて知り、とても興味深く拝見しました。
この度は博物館での仏像展覧会というものに初めて行ってきました。本来なら京都に行かないと見られない仏像さまが、上野まで遠路はるばる来てくださるなんて本当にありがたいことです。
仁和寺・薬師如来坐像の緻密な彫刻の素晴らしいこと、仁和寺本尊の阿弥陀如来座像のお顔のおやさしいこと、葛井寺の千手観音菩薩坐像の存在感に圧倒されること!国宝、重要文化財級の書跡、掛け軸、仏像の数々に圧倒されっぱなしでした。こんなに近くからじっくり見られるのも展覧会ならではですよね。
本日午前中は混雑のため入場制限があり、約30分並んでからの入場でした。館内もかなり混雑していましたので、お時間に余裕をもってのお出かけをおすすめします。
今回の展覧会で驚いたのは、主催者である読売新聞社や仁和寺の展覧会にかける本気度です!
まず、驚いたのがその展示品の凄さです。出展される作品全174点のうち、なんと国宝が24点、重要文化財が75点と全体の約60%弱が重文クラス以上なんです!
しかも、仁和寺をはじめ、展示品を出展しているほとんどのお寺は関西以西にあるのに、東京国立博物館へ惜しげもなくお寺で一番の国宝・重文級の作品群を出展してくれているのです。
そして、その中で、一番の目玉となる秘仏や本尊を含む彫刻が、全期間を通して66体も出展されるとあっては、これはもう、見に行くしかないでしょう!
そして、音声ガイドもよく出来ております。
全35分間と、充実の大容量はもちろん、2月24日から公開される日中合作の超大作映画「空海ーKU-KAIー美しき王妃の謎」の日本側メインキャスト、阿部寛と染谷将太をナビゲーターに起用。雰囲気を盛り上げてくれるそうです!
頭の上に火焔状の飾りがついていたり、歩く姿だったりと、日本のお寺ではあまりお目にかかれないようなお姿の仏像がとても興味深かったです。
江戸時代の日本とタイの交流がうかがえる絵図などもあり、タイがより近い国に感じられるような展覧会でした。
時間があれば、東洋館地下の展示も併せてご覧になるとちょっと得した気分になれますよ!
期間中は、日本を代表する国宝の武具が勢揃いしており、歴史上の偉人たちから奉納された、多くの鎧や刀剣類は迫力満点みたいです。
また、奈良と言えば鹿。鹿の群れを描いた屏風や、鹿に乗り春日の地に降臨した武甕槌命(たけみかづちのみこと)の絵画など「神鹿」の美術も豊富に揃っている。
他にも、「平安の正倉院」と呼ばれ、平安貴族の美意識を反映した国宝の品々が紹介されているみたいです。
尚、音声ナレーターは【市川猿之助さん】
また彼が務める音声ガイドに、
歌手の【さだまさしさん】、春日大社の花山院弘匡宮司の特別出演も決定しているみたいです!