国立科学博物館 日本館(散策ガイド)
施設概要
竣工:1931年(昭和6年)、設計者:文部省大臣官房建設課(担当:糟谷謙三 カスヤ ケンゾウ) 重要文化財
1877年(明治10年)に教育博物館として上野に開館しましたが、その後、湯島聖堂内に移転しました。建物は関東大震災により全焼したため、関東大震災の復興期にあたる昭和初期に文部省大臣官房建築課の技師、糟谷謙三の設計により現在の場所に新築されました。
上から見ると飛行機の形をしているという左右対称の建築構成や、車寄せを持つ正面入り口に構える力強い柱や、3層吹き抜けの中央ホール大ドームなどに科学分野の復興を印象付ける意気込みが伝わってきます。
中央ホール上部には、建築家・伊東忠太の図案をもとに小川三知の主催する小川スタジオで制作された美しい半円形のステンドグラスが取付られています。
入場料金:一般・大学生620円、高校生以下(18歳未満)無料
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